久留米の楽器店とホールの支配人にチケット、ポスター、チラシを預ける。
支配人は、今まで演奏したヨーロッパからの演奏家の壁の落書き
(演奏家のサインや言葉)を見せて、
どれだけ良い演奏だったかを熱く語り、ホールを褒め称えるフレーズを
嬉しそうに私に示した。
その壁面が語る名演奏家の残した雰囲気に身の引き締まる思いがした。

  DUO コンサート 
~溶け合う響き  幻想の世界へと~
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佐賀市歴史民俗館浪漫座
2012.3.31(土)会場17:30開演18:00 
前売り 一般2000学生1000/ドリンク付き(当日500増)
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クララ・ザール  西鉄三潴駅下車200m徒歩1分(踏切を渡って右折)
2012年6月2日(土)会場14:30 開演15:00
前売り 一般2000学生1000(当日同額)Pコード 162-804
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R.Schumann (シューマン)作曲 
『リーダークライス』Liederkreis Op. 39  全曲

北原白秋作詩山田耕作作曲  『この道』『鐘が鳴ります』
野上 彰作詞小林秀雄作曲  『落葉松』
Рахма́нинов(ラフマニノフ)作曲 楽興の時 3番OP-16-3

Mozart(モーツァルト)作曲 歌劇「フィガロの結婚」 より 
   Voi che sapete Che cosa è amor  恋とはどんなものかしら
Non so piu cosa son, cosa faccio   自分が自分で分からない
Puccini(プッチーニ)作曲 歌劇「ジャンニ スキッキ」Gianni Schicchi より
"O! mio babbino caro"  私のお父様

Verdi (ヴェルディ)作曲  歌劇 「椿姫」 La Traviata より  『Brindisi』 乾杯の歌
などの予定



この曲は、この人とは初合わせ。
私がさらっと歌い、ポイントを取り出し、色調を変える和音と旋律の妙を
すぐに感じていただけました。
意思の疎通が速くなり、感動していただけるので、それで力を得ています。
多くの曲をこなすのが、大事なんだと思います。
作曲者が凄いなと思います。
これからも、地道なことを積み上げていきます。
・去年から野ばらを日本語と独逸語で歌う事を含めた合唱の
指導をしていましたが、独逸語の発音に慣れるのに精いっぱいだから、
斉唱でと思っていたのですが、S先生が綺麗な手書きで、
二重唱にして人数分を刷りあげて来て下さいました。
ピアノ伴奏の移調譜は、私が作らないといけない流れになって、
音確認と印刷をしました。3時間かかりました。
(ソフトのお陰で意外と楽じゃん♪)もっと複雑なものや、
編曲したものは、アウトですけど、、
3声の楽譜は1か所ピアノ伴奏と調性がそぐわない所が
あると指摘があり、その問題が残っていましたので、それを言ったら、
そこまで要求しないとの声があって、ほっとしました。
あまり神経質にやられても、もっと舞台にあげるのに必要な
課題があった状態だったので、それを言いだすと
まとめにくくなるところでした。
お披露目は、某ホテルの宴会場。
CDにしていいくらいの出来だと司会者が言ってくださって、
S先生やTさんの力に感謝です。

・一昨年、客船で歌った時にトスカのアリアを聞きたいと
話があって、それを今回のイベントに入れたら、
わざわざ席までお礼の挨拶を言いに来られました。
その地域の若い方がツアーがあれば聞きに行きたいと
言っていただきました。励みになりますが、実現はどうなんでしょう(笑
S先生は乾杯の歌で〆てよかったと感想をおしゃってくださいました。
別の方は、お澄まし娘が良かったとの感想でした。
ヴォルフが受け入れられてよかった。
本物のアンコールがきた。
本物のアンコールがきた。
さらっと歌ってみて、こういう歌ですっていうのは、
夏からぼちぼちやってはいた。E先生のところにも行った。
2~3週間前に一度仕上げておきたい所だったが、
ピアニストが11月に仕事を入れた。と、言うので、
18日の本番を前に、12月に入っての本格的合わせ。
難度の高い伴奏が数曲あり、
「本番一週間前は、あまり歌わないと言ってたよね、、。
ひと月前には、アンプ。と、S先生も言っていたのに、、」と、
ちょっと不安そうだったけど、
「舞台に乗せるのが大事。大きなのにぶつかったのを、
前向きにとらえよう!(爆
色々見越して、アリアは、やった事ある曲にしているし~。」

はたして、本番は今までやったなかで最高だったと
言われ、アンケートにも結果がでていた。

ホールは響きがよく、まとまって感じられ、
舞台側から見た構造の美しさも、
気持ちのいいものだった。
ホワイエのアーティステイックなツリーや二人のポスターを
加工した展示物も、舞台の花もよくしていただいた。

舞台袖が広いので、パーテーションを作っていただいたので、
4シーンの着替えがスムーズだった。

全体を支えるマネージヤーのEさんは、物腰がスマート。
裏では手際良く、表で客と接する姿はお洒落に決まっていた。
楽屋でお弁当を食べながらの話で、東京では、マエストロ H のもとで、
仕事をしていたということで、納得。奇遇でうれしい。しばし楽しい楽屋。
良い出会いだった。

MCは、練れていなかった。見切り発車。
すると、元々の苦手意識が発動。ごにょごにょ言ったと思う。考えると憂鬱。

スタッフが良くて、選曲の構成も良くて、動員の割には(爆)大成功。
アンケートには、リート苦手の向きもおありのようで(苦笑)そういう方は、
日本歌曲をもっと聞きたかった。という書き込みが。
しかし、中にはリートが構築するものをちゃんと捉えて、
或はこちらから改めて気づかされるような思いにまで、
深い感動を綴ってくださる方も少なからずいらした。
ピアニストも様になっていると、大事な人にほめられた。

プログラム

A. Dvorak (ドヴォルザーク)作曲 Zigeunermelodien(ジプシーの歌)より
『私の歌が響くよ』Mein Lied ertönt  
『年老いた母が』Als die alte Mutter  
『鷹の翼は』Darf des Falken Schwinge

F. Schubert(シューベルト)作曲   4つの即興曲D.899  第1番 Impromptus Op90-1 

Hugo Wolf(ヴォルフ)作曲
イタリア歌曲集より『どんな小さなものでも』Auch kleine Dinge 他
ゲーテ歌曲集より『 お澄まし娘 』Die Spröde

滝廉太郎 作曲
『秋の月』  『荒城の月』 『憾』 

G.Puccini(プッチーニ)作曲 
Tosca 歌劇「トスカ」より Vissi d’arte, vissi d’amore『愛に生き歌に生き』
Manon Lescaut 歌劇「マノン・レスコー」より Sola,perduta,abbandonata『一人捨てられ』

G. Verdi (ヴェルディ)作曲  歌劇 「椿姫」 La Traviata より  『Brindisi』 乾杯の歌

乾杯の歌

2010年11月15日 音楽のしごと
オペラのアリアを依頼された。
子供たちに聞かせるアリアは、
明るい歌がいいと思ったので、
モーツアルトにした。
乾杯の歌でしめくくった。
帰り道で子供たちが、窓から出てきて、
歌頑張ってください。と手を振ってくれた。
機器の手間取りで結果的に、
解説を長く話すような時間配分となったので、
原語で歌った内容がより理解してもらったように思う。
MCが、楽になってきた。楽しくもなってきた。

ロベルト・シューマン作曲 歌曲集「ミルテの花」より
    「 睡蓮の花 」  Die Lotusblume

「 君は花のように 」   Du bist wie eine Blume
     
 フェリックス・メンデルスゾーン 作曲 6つの歌 Op.34より
   「 歌の翼に 」 Auf Flugeln des Gesanges  

楽屋で一緒だったピアニスト。
「外国の学校に行ったから、やっておれる。
そうじゃなかったら、つぶされている。
歌の人って、一生自分の声を生で聴けないのよね。」
そして、リート伴奏を若い人に教えている。
ということで、感想を聞く事が出来た。
「なんか繊細すぎたのか、
最初の出だしは、だれでもそうでだんだん
調子があがっていくんだけど。伝わらないかも。
二番目は、ピアノも歌も控えめな中に、
盛り上がるものがあって、バランスが
よくて一番いいかな。
三番目が一番いいと言う人も多いだろうけど。
普通の人には、分からないだろうけど。」
という話だった。
外国のオケを数回呼んだNさんに感想を
求めたら、「三番目が一番いい。」

宝石箱

2010年9月4日 音楽のしごと
宝石箱の絵のフライアーを置かせて頂きに
ぐるぐる回ったのがとうの昔のような気がする。

今日がゲネプロ。
昨日の大川での稽古でかなりいい感じになったから、
今から気分をあげていこう。(今からって、爆
ポスターとか宝石箱の意味を考えてみた。
バラエティーに富んだ中身と言う事でしょう。

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ドイツリートの素晴らしさを追求しているうちに、
さまざまな出会いがあって、
音楽の質が飛躍的に伸びたと思う。
楽譜の解釈の下準備のため、練習し、CDやWebで他の演奏を
チェックして臨む。そうして初めて、ピアニストに要求できる。
提示したものを、ピアニストが受け取り、曲の素晴らしさに
感動した時、準備の手間と苦労が報われる思いだ。
ピアニストと、E先生のもとに行き帰ってきた時の暴風雨も、
いい思いでとなった。天才S先生のピアノレッスンに付き合い、
先生の一言一言の的確さ、技術の確かさ、素晴らしさに
触れることが出来た。と、同時に生真面目さを感じた。



P審査員のUさん宅訪問。
レッスン室はお仏間でした。
実家と同じ宗派なので、ご縁を感じた。
本山にお墓があるとのこと。素敵!
母もお経をあげて頂きに行ったのです。

E先生のレッスンにむけて話が進展した。
S先生のレッスンにも行かれているとのことで、
近い。せまい。
プリント資料とPCの中と落としたデータを
もっと活用しやすく整理していかねば、、
CD作らないと。
滝廉太郎の憾 の楽譜の件で
たぁねーさんにTel. 
東京に行くならY氏を紹介するよ。ですって。
まりねえさん宅訪問にかこつけて
行こうかな。行けるかな?
異文化とともに
異文化とともに
異文化とともに
前日に長崎入りしました。
アミュの皇上皇の皿うどんと焼きちゃんぽんが
美味しくてアミュが都会で駐車場に入るのに
長崎湾を越してしまい、ぐるぐる回って頭がくらくらしました。

NBCホールは音を吸収するつくりで響きが悪く、
クラッシックの面々には不評です。
300席なのでノーマイク圏内でしたけど、
音が戻って聞こえてこないから気持ちよくはない。
共演の方々は本場ヨーヨッパで活躍するプロ中のプロ。
ご自分の声だけで、お子さん4人を大学まで出したり、
ベンツチェーに乗っていらしたり、年金も確定の方々です。
ヘイキさんは私の歌の間中、立って袖から見ていて下さっていて、
終わると、Shön!と声をかけてくださいました。
ドイツ語が綺麗とおっしゃったそうで、ここ数年の
成果を実感しました。

打ち上げで、テノールが僕はカラオケでは演歌を歌う。
という暴露(いや~ん)や、お土産のひよこ饅頭を
どこから食べるかの占い(ドイツ語で)で、大笑いしました。

三拍子の匂いを感じ言葉の微妙な割り振りにも注意する。
そういうふうに心を砕くと、英語圏の歌手や
オペラで活躍する有名な歌手も
自由気ままにやっているなと気がつく。
そこに、同じ曲なのに、なぜ印象が違うのかという、
音楽的に大事なことが見えてくる。
フレーズを音を外したりかすれたように
ならないように演奏する事は大前提。
そのうえで、フレーズとフレーズの間が大事。
どこでおさまるか、どうおさまって、次どう出ていくか。
それが大事なのです。
そこまで突っ込んだ辛口批評と甘口批評を同じチラシに
書いたピアニストの想いも分かった。
分かってしまった。

自分で早く最初に気がついていないといけない
見落とし点があった。
楽譜のFAXが見づらかったし、、
E先生たら、前回も前々回も指摘しないなんて
レッスンの意味が分かんない。
私、レッスンを受けることによる甘えは、弊害だわ。

現代曲は、作曲者=E先生が合わせておきたいから
と断っての希望だったけど、こちらも世界初演の曲を
出来るだけ、素晴らしいものにしたいから、
前回のレッスンで託された作曲者の想いを汲み取って
練習してきたものをぶつけた。
OK というE先生の言葉が嬉しかった。
その気持ちを持って大阪に行く。

歌と薔薇

2009年10月23日 音楽のしごと
歌と薔薇
 薔薇の生け込みと販売の手伝い。
セルコンの売り場が、生け込み場と苗販売所の間にあるから、
 今年もファブリックを購入する。
歌と薔薇という題で原稿を依頼された。
S先生の本を受け取る。
 私が青年の家で配ったゲーテの詩の解釈の資料を
 参考に本を出版したそうで、先生からのお礼。


ちょっと珍しいレースがたまたま手元に来た。
11月のコンサートは、会場が狭いので、
仕立てのいいドレスを使えそう。
「分かる。」 とピアニストもおっしゃいますし。

丁度、ピアニストと同じデザイナーなので、
私の生地に合わせて、ピアニストのスカートに玉虫色の
ビーズやスパンコール等を刺繍するそうです。
どうなっているか楽しみ!

そのピアニストは、今頃デュッセルドルフでのコンサートで渡欧中。
私にも、参加を打診されたけど、家族の介助とか療養中だとかが
気になって、参加を見合わせた。
同じ曲を11月のコンサートでやるし、海外で歌った経験も
何回かあるから、今この時期に負担の大きいものは避けた。

シューマンとメンデルスゾーンと現代曲の質を高めるべく、
習練の日々。

練習にとりかかると、集中してきて、世界が輝きだす感じ。
音楽は天性のものだろう。

朝、MizukaからDRのヴォーカルの子のアドバイス?を頼まれる。
彼女は私のコンサートに来て発声の事を気にしている。
レッスンは他にうけているけど、壁らしい。
CDを二枚持ってくるから、時間を指定して。とメールが来た。
9:30までに持ってきてメールをする。
Y邸 ホール 杮落し Uサロンの花との饗宴
Y邸 ホール 杮落し Uサロンの花との饗宴
Y邸 ホール 杮落し Uサロンの花との饗宴
まず、茶室に通される。
茶室の向こうに会場が見える。
屋外にはスモークツリーのアレンジがあり、
それが、玄関ホールからも会場からも見える。
床の間のブルーポピーは、東北産のものを
青山経由で仕入たとのこと。
いつも、この先生の花のセンスにほっとする
ひとときをいただく。
クルーズ船内でアリアを歌う
クルーズ船内でアリアを歌う
クルーズ船内でアリアを歌う
船の中は、騒音がひどく、
伴奏が聞き取りにくい個所があった。
プッチーニを歌った。
次回 のリクエスト曲を指定された。


西宮 お礼詣り
神戸にてビジネスディレクションを終え、
地元にいるHと西宮の戎神社にお参りする。
宮司さんが、先に参られた方からの
資料を持って見えた。
説明の後、さわりを歌った。
イベント本番
予報では雨。しかし、天気は守ってくれた。
G社k社長、S社サービス様、、感謝です。
創作に丁寧にお関わり下さった琴のK様とお嬢様、
キーボードのM嬢、的確なSpリッツ様、ありがとうございました。
Gさん今からオケvr.作る参考にCDデータを開きます。
Bさん撮影寒そうでしたが、御講評ありがとうございます。
いつも御世話になっています。はあと。
皆様お疲れ様です。
CDを聴いて?「さわやか」とA社のD社長談。
マリオは、「淋しさ」を感じ取った5,6番。
Y様が譜面立ての事をおっしゃっていました。
初演なので、曲の展示をしたのです。
7番移調しようかな~♪
今日は9回、8日の15回まで徐々に増えるSPOT。
最初聞いた時は、恥ずかしかったが、数回で慣れた。
音が綺麗に出ていた。局の担当様、感謝です。

CMの音楽

2008年12月17日 音楽のしごと
会議の会場のG社に行く。
制作担当者がCDの音はこれで十分ですということで、
曲のどの部分を20秒と25秒のスポットに入れるかを
決めた。20秒くらいで即断即決。
絵コンテはもう出来て?
絵コンテはもう出来て?
久し振りのコンペで、偶然CM制作がかなり進んでいると聞く。
DVDがベストとのことだが、とりあえずCDを持って行くことにする。

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