本物のアンコールがきた。
本物のアンコールがきた。
さらっと歌ってみて、こういう歌ですっていうのは、
夏からぼちぼちやってはいた。E先生のところにも行った。
2~3週間前に一度仕上げておきたい所だったが、
ピアニストが11月に仕事を入れた。と、言うので、
18日の本番を前に、12月に入っての本格的合わせ。
難度の高い伴奏が数曲あり、
「本番一週間前は、あまり歌わないと言ってたよね、、。
ひと月前には、アンプ。と、S先生も言っていたのに、、」と、
ちょっと不安そうだったけど、
「舞台に乗せるのが大事。大きなのにぶつかったのを、
前向きにとらえよう!(爆
色々見越して、アリアは、やった事ある曲にしているし~。」

はたして、本番は今までやったなかで最高だったと
言われ、アンケートにも結果がでていた。

ホールは響きがよく、まとまって感じられ、
舞台側から見た構造の美しさも、
気持ちのいいものだった。
ホワイエのアーティステイックなツリーや二人のポスターを
加工した展示物も、舞台の花もよくしていただいた。

舞台袖が広いので、パーテーションを作っていただいたので、
4シーンの着替えがスムーズだった。

全体を支えるマネージヤーのEさんは、物腰がスマート。
裏では手際良く、表で客と接する姿はお洒落に決まっていた。
楽屋でお弁当を食べながらの話で、東京では、マエストロ H のもとで、
仕事をしていたということで、納得。奇遇でうれしい。しばし楽しい楽屋。
良い出会いだった。

MCは、練れていなかった。見切り発車。
すると、元々の苦手意識が発動。ごにょごにょ言ったと思う。考えると憂鬱。

スタッフが良くて、選曲の構成も良くて、動員の割には(爆)大成功。
アンケートには、リート苦手の向きもおありのようで(苦笑)そういう方は、
日本歌曲をもっと聞きたかった。という書き込みが。
しかし、中にはリートが構築するものをちゃんと捉えて、
或はこちらから改めて気づかされるような思いにまで、
深い感動を綴ってくださる方も少なからずいらした。
ピアニストも様になっていると、大事な人にほめられた。

プログラム

A. Dvorak (ドヴォルザーク)作曲 Zigeunermelodien(ジプシーの歌)より
『私の歌が響くよ』Mein Lied ertönt  
『年老いた母が』Als die alte Mutter  
『鷹の翼は』Darf des Falken Schwinge

F. Schubert(シューベルト)作曲   4つの即興曲D.899  第1番 Impromptus Op90-1 

Hugo Wolf(ヴォルフ)作曲
イタリア歌曲集より『どんな小さなものでも』Auch kleine Dinge 他
ゲーテ歌曲集より『 お澄まし娘 』Die Spröde

滝廉太郎 作曲
『秋の月』  『荒城の月』 『憾』 

G.Puccini(プッチーニ)作曲 
Tosca 歌劇「トスカ」より Vissi d’arte, vissi d’amore『愛に生き歌に生き』
Manon Lescaut 歌劇「マノン・レスコー」より Sola,perduta,abbandonata『一人捨てられ』

G. Verdi (ヴェルディ)作曲  歌劇 「椿姫」 La Traviata より  『Brindisi』 乾杯の歌

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