ベルギー王立美術館展
「音楽−夫婦の調和の寓意」テオドール・ファン・テュルデン


http://event.yomiuri.co.jp/royal/about.htm  より引用
ブリューゲル、ルーベンス、ヴァン・ダイク、ヨルダーンスら多くの巨匠たちの名で知られるフランドル絵画が興隆したのは、現在のベルギーにあたるフランドル地方でした。ルネサンスからバロックにかけて、イタリア絵画と並んでヨーロッパ絵画の高い峰を形成したのは、フランス絵画でもドイツ絵画でもなく、フランドル絵画であったと言っても過言ではありません。

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 その緻密な描写や豊麗な色彩でヨーロッパ中の貴族を熱狂させたフランドル絵画は、1830年にこの地方がベルギー王国として独立した後はベルギー絵画と呼ばれ、レアリスム、印象主義、新印象主義、象徴主義、そして20世紀に入ってからはシュールレアリスムなど、同時代のヨーロッパの様々な美術運動とも連動しながら展開し、クノップフ、アンソール、マグリットやデルヴォーといった著名な画家たちを輩出しました。

気になった作品達
アンソニー・ヴァン・ダイクの肖像画数点
「聖ベネディクトゥスの奇跡」ペーテル・パウル・ルーベンス

フィリップ・ヴァン・ブレー/1833年 「家族に囲まれ、庭で制作するルーベンス」
ジェームズ・アンソール/1891年頃 「燻製ニシンを奪い合う骸骨たち」
「光の帝国」ルネ・マグリット

ジャン・デルヴィル/1887年 「トリスタンとイゾルデ」

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