大濠花火大会

2006年8月1日 グルメ
大濠花火大会
大手門で早めの夕食をとった。
ピーチシャーベットが乗ったピーチヴィシソワーズ。
雲丹と大正海老のゼリー寄せ茄子と鮑のヴィネグレットソース。
シャラン産の鴨、ワインソース。
付け合せはメークインとクリームとチーズのミルフィーユ etc。
メロンシャーベットがサービス。
マンゴーとオレンジのスープ仕立てパッションフルーツの
クリーム掛け。
鴨の脂が香ばしかった。ミルフィーユはチーズの香りとクリームが良くておいしい。

蓮の花が日が翳ってきて閉じかけているお濠端を、
花火大会の会場に向かう。

Heine の詩 「Lotosblume」を思い浮かべながら。
蓮の花は、日の光を恐れ、うなだれつつ、
夜が来るのを夢見ている。
月は、蓮の花の恋人。
その光で目覚め、花弁のベールを親しげに開き、
月にそのあどけない顔を覗かせる。

蓮の花は、咲き誇り、身を焦がし、喜びに輝く。
そして、天を仰ぎ、口を噤んだまま屹立する。

蓮の花は恋の痛みのあまりに、
香り立ち、泣き濡れ、身を震わせる。
Die Lotosblume
Heinrich Heine
 Die Lotosblume ängstigt
 sich vor der Sonne Pracht,
 und mit gesenktem Haupte
 erwartet sie träumend die Nacht.
 
 Der Mond, der ist ihr Buhle,
 er weckt sie mit seinem Licht,
 und ihm entschleiert sie freundlich
 ihr frommes Blumengesicht.
 
 Sie blüht, und glüht und leuchtet,
 und starret stumm in die Höh’;
 sie duftet und weinet und zittert
 vor Liebe und Liebesweh,
 vor Liebe und Liebesweh.


この詩のように、月に向かって咲いて欲しかった蓮の花。

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