路面電車の石橋から降りて、スカイロードのエレベーターに乗って、
グラバー園に入らずに、大浦天主堂へ向かう。
途中に、「夏解」の舞台となったウォーカー邸がある。と、聞いていた。
長崎独特の石畳の階段とか坂道の住宅地に普通の家としてあるはず?
どこだろう。どれだろう?
この南山手一帯は、何々邸じゃなくても、感じのいい家が沢山ある。

雨で同窓会は大浦天主堂を少し下った所にある、
全日空グラバーヒルに会場を移した。

七月のコンサートのチラシをラミネートして、受付に置かせていただいた。
窓口の先生にチラシと名刺を渡し、ご挨拶。ひと仕事をした。

懇親会は、メイン会場に収まらないので、四部屋に別れた。
同級生が固まってわいわいおしゃべり。

「夏解の家が分からなかった。」と、言ったら、
ウォーカー邸は移築されているが、今もその場所に建て替えて、
ウォーカーさんの子孫が住んでいるという事を同級生から聞いた。
リンガー邸のリンガーさんの子孫の事は、うるさくて聞き取れないよ。
「グラバー邸(整備された園じゃない)の方が風情があってよかった。」
は、はっきり聞き取れた。
そういえば、そんな気もする。移築とかしないで普通の石畳の住宅地に所々、
洋館があったら、お散歩コースとして格別の風情だろう。
小雨がぱらぱら落ちて、雨の石畳は色、形様々で風情がある。

熟年ピアノを習って、「月光」第一楽章を弾いているT君。
大学ではドイツ文学を専攻して、ゲーテは熟知していて、オペラマニアで、
ピアノを習っていて、国内の指揮者の批評をやりだすS君。こわ。(笑
しかも独身だし。

道玄坂という、レストランで二次会。
大皿に料理白ワインと水割りが美味しかった。

話が止まらないSくんに「合コンしなくっちゃ!」と、ふったら、
「痛いところをつかれたー。」と、仰け反ってた。
で、気が付くと、話をやめていた。

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