高校のの同級生のご主人が亡くなられ、
正午から告別式でした。
妹と参列しました。

お若い頃は小沢征爾から、絶賛されたトロンボーン奏者。
その後、指揮者。

甥のヴァイオリンの先生も列席されていて、
妹によると、地元音楽界の重鎮が名を連ねていたと言う事でした。
若い!T子さんが未亡人になられるには若すぎる。
会場からは「よめさん、わかかね。」と、囁き声。
妹曰く、「お姉さんや妹は美人だけど、、、あのひとは
童顔ねぇ。老けんねー。」
不謹慎ですが、私も(喪服姿にアップの髪。綺麗ーー!)
と、思いました。

三曲の賛美歌が力強く歌われ、
音楽家を送るのに相応しい式でした。
牧師様が「前夜式で集まった皆さんに
ある雰囲気が感じられる。それは音楽でした。」
と、おっしゃっていました。
また、「(一番若年の)ご長男(ひろきくん)が、棺に取りすがり、
ずっと泣いていた。」と、聞いた時は可哀想で、胸が詰まり、
405番「神ともにいまして、、」の三番に
“いつくしみひろき”と、あるところで、声が詰まりました。
405番はアゴーギグを効かせた某姉の伴奏で、
やってるな!と、気付き、
音楽に集中して全部を歌い尽くそうとしていたはずなのに。
(親父ギャグではありません。)

前列から献花があり、
全員か一人一人、棺に白いカーネーションを入れました。

ご主人のあまりの変わり果てた姿に、
あれ程体格の良かった方が、と、言葉をなくしました。
しっかりと看取られたであろう果ての御姿で、
神 の様で ありました。

葬儀委員長役のご主人の弟様が最後の挨拶をなさいました。
「T子さんはN饗演奏会にご主人を車椅子で連れて行かれ、
其の事も含め、大変感謝している。
三人のお子様も立派に育って、T子さんも立派で
なんの心配もいらない。」と。

「故人略歴」は ↓

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