青柳

2005年3月5日
久々の長崎は母のお供で浦上をうろうろし、
浜口町から思案橋まで電鉄に乗りました。
築町で石川県の修学旅行の高校生が乗ってきました。
母が「そこから入ると中華街、そこは丸山、
こっちは一番の繁華街。」と、
説明すると、高校生は嬉しそうにして、
かわいいものでした。
ビトンのリュックの子も
ぼろぼろのセーターの子も
同じ笑顔でした。
電鉄のチキンラーメンの広告に大喜びで、
携帯で撮っていました。

丸山の「青柳」に行ってきました。
こじんまりとした料亭でした。
庭は紅梅と、椿が見ごろでした。
北村聖望で有名な所です。
庭にお稲荷さんと、
「雨降れど 心は晴れて 菊薫る」
文化勲章受賞 と 刻まれた碑がありました。

きちんとした料亭の料理、
和服の仲居さんが5人程、
料理を運んでくるたびに、
この掛け軸は、このお庭は、
と話題を持ってきました。
女将さんらしき人が部屋に入り、
挨拶をすると、母がおかみさんに
「おかっつぁま。」と、呼びかけ、
話が弾む。
長崎ではその言葉が料亭に出入りする人の
嗜みらしい。(母の弁)
イントネーションも独特の方言。

うねりごーの高田さんのぶどう狩りは
いきやいたか?
おいちゃんのいきとんなれば、
投網でいいだことり、、

聞き取れない!

母は弟の義妹の嫁ぎ先の出身を
おかみさんから聞いて、
「わ〜。あのうちはえらいいばっとるらしいけど
@@屋だったー。そんなら(ルーツは)
えみちゃん(弟の妻)の家のほうが、いい。
だーれもそんな事教えん。
@@(弟)に教えよう。」と興奮気味。
思わぬ、情報の収穫に 満足? でした。
私は タダでおいしくて満足でした。
火鉢にビールですよ。

お雛様膳 は 10年前までは昼夜、30〜40人
殺到して大忙しだったのに、今は客がないそうです。
料亭だからと、何回も来ないし、
来ていた客も年をとられて、、
近年 柳川や佐賀に さげもん とかにここへんからも、
行くからますます来なくなったそうです。
(長崎弁で語られたが正確に思い出せない。
 ただただ、なつかしいような、せつないような。)

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