元旦は朝から夫が干し鮑を大量に入れた雑煮を作った。
今年はコレだそうで、ご自慢らしいが、
鳥のだしと喧嘩してないかとチラッと思った。
口には出さずに美味しくいただく。
それから実家に行く。
高速は雪で大宰府で通行止め。
都市高速もしかり。集合時間に30分遅刻。
でも、待っててくれて、
私が屠蘇器を台ごとお運びしてついで周る事で
宴会開始。

柳橋連合市場のお魚の刺身。
お雑煮、鯛の煮物、牛蒡の焚いたの、(母)
豚のブルーベリーソース、白玉入りグラタン(長女)
きんとん(姪)くろまめ、柚子烏賊(弟からの贈り物)
妹家に贈られた御節。
うちからはブルーベリーソースに合う様に
ジブレシャンベルタンとスモークサーモンを
予め送っていたが、スモークサーモンは消えていた。
白ワインの代わりに箱入り娘。

とにかく食べきれない程の量。
長女と姪の料理と刺身が好評。

実家の当主の弟は今年は神戸の億ションで正月を過ごす。
彼の話はいつも、かなり面白いから
彼がいないと、ちょっと物足りない。

妹の夫は正月は結婚当初からうちの実家
で過ごすのがならわし。
自分の実家には相続話でもつれた。
と、言う事らしいで、絶対行きたがらない。
だから、旅行でもしない限り、
他に正月に行く所がない。
親が息子には世界的に評価されて
雑誌や新聞に載っている研究がある
にも拘らず、
無理やりやめさせようと、就職を勝手に決めそうになった。
とも、
後を取らせて、高校の先生にと思っていたのに当てが外れた
とも
ちらちら耳に入っては来ていたが、
旧家でお蔵にはお宝が腐るほどお持ちで、
今も地主で、そこそこ気位が高い親と、
自由奔放な性格の次男は合わない運命と思われる。
結婚を猛反対された長男が1〜2時間でたどり着ける所にいるが、
自分の実家を「こんな所では外国からの客も呼べん。」
と、妹にボヤキツツモ、
(妹家に出せと言うのか?それは周りまわってウチから出?!!)
嫁姑うまくやっているようです。
(子供が4人じゃうまくやらないと大変ね)
妹は京都の夫の実家に何度もご機嫌伺いに行っている。
すると、妹夫は機嫌が悪いらしい。(そこがちょっとわからない)
でも、やらなきゃならない事はきっちり済ます妹。
先方は毎回大喜びらしい。
其のたび毎に、来てくれて嬉しかったと、母に電話が入る。
松茸やら、なにかしら送ってくるらしい。

一方、私の夫の実家は弟が当主で、正月はご旅行や
ピッツバーグ在住もあり。だったりで、堅苦しい行事はない。
一緒に温泉に行った事もあったし、
夫だけ釣りに行ってた事もあった。
御屠蘇と私も前夜からちょちょっと手伝った昆布巻きと
煮豆と数の子と雑煮の簡単な朝食で、御節はなしって感じ。
昼からは中華だ。ラーメンだ。
桜島の見える所でフランス料理だ。
と、出かける。風呂も温泉に行く。
今年は夏に行ったし、二月に行こうということに。

かくして、みんなが実家に集まる事になる。
かれこれ十数年のつきあいの夫同士は微妙に仲がいい。
お互い微笑みあう雰囲気が微妙だ。
夫は妹夫を純粋な人と言っている。

妹夫はN@WTONに出た事を家族には知らせなかったから、
姪は学校で同級生に「君のお父さんN@WTONに出てたね。」
と、言われて初めて知ったと言う。
本人は素人向けの雑誌だから、と斬る。
でも、知り合いから(80歳)『ノーベル賞候補だね。おめでとう。』と、
電話が掛かってきて、「そんなこたない。装置と名前がのってるだけで。」
と、言っても『いやいやそんなことはない。』
というからねー。とうとうボケたか。ははは、、と嬉しそう。

従姉妹同士が集まって嬉しそうなのを
見るのはとてもいいもんだ。

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