10/20
九寨溝、黄龍は去年の9月に九寨溝空港が出来て、
格段に行きやすくなって、近年ブームになっている所。
佐賀から成都までチャーター便が出た。
パーティションで仕切っただけのイミグレーション。
台風23号の接近で、11:50の出発が15:00、19:00、と、
変更になり、最終的には21:30にずれ込み、
九寨溝シェラトン泊の予定が、成都のとんでもない宿になった。
三階まで、スーツケースを持参し、水は金属臭で、
顔を洗うのが憚られた。
ベッドは湿って、かび臭く、窓は鍵がかからない!
10/21
成都空港から、国内線で九寨溝(チウチャイゴウ)空港に到着。
ああぁぁ、自然を破壊して作ったなー。って感じ。
空港と関連施設が、手付かずの大自然の中、
無理やり開発されて高山地帯に鎮座。
取り残した?山に五色の旗が無数に刺さっていた。
ガイドに聞くと、チベットの人が仏様に
お経を上げる意味あいの旗だそう。
隣の組のガイドが、ペ・ヨンジュンの若かりしころ
(のお菓子の宣伝でバカっぽい踊りをしている顔)
にそっくりで、それを伝えると、
私達のガイドにオオウケしてしまった。
バカっぽい踊りをしている点には言及していないが、
韓国人の俳優と言った時点で、すでに受けていた。
スケールの大きな段々畑や五色の旗や、経文を書いた幟を
はためかせている幾つかのチベット族の村を通り、
水の流れに潅木が美しい高原に見とれ、
九寨溝の観光で俄かにチベットの金持ち風ニュータウンをぬけ、
ホテル街を通り九寨溝(チウチャイゴウ)到着。
四川料理の後、御土産屋をひとまわり。
諾日朗瀑布を右手に見ながら、長海 (高度3120m)に到着。
スイス(カナダ)のようだ。と、同行の竹@さん。
フィヨルドの様な切り立った斜面が左右から迫り、
その間にある静かな湖。
五彩池
バス道路より50m程、階段を下ると、コバルトブルーの
鮮やかな湖面が見えてくる。
水が澄んで、不思議な雰囲気。観光客で、ごった返していた。
諾日朗瀑布 Nuorilang Fall.
巾が320mの奇麗な滝。
時代劇のロケが我が物顔に滝を占領していた。
五花海(孔雀海)
常緑の緑と赤や黄色の紅葉に水の紺碧が
さまざまな極彩色を作り出す。
岩魚か山女の様な魚が橋の下に群れていた。
湖の中の流木が腐らないのは、石灰が付着しているからか。
珍珠灘瀑布
滝の上からの散策。広い浅瀬の水辺にかかる橋を歩き続ける。
浅瀬に茂る潅木が水の中でも腐らずに水に映える独特の景色。
岩肌を跳ねる水は真珠のように奇麗だった。Pearl shoal waterfall
鏡海
付近の山を映す景色がきれいだった。
上下の線対称の極彩色の風景。
パンダ海
ここまで来ると、人通りが少なく、
HEROの撮影はここであったと、ガイドさん。
ヌラチオン瀑布を占領していた監督は
横着な馬鹿者らしい。
チベットの踊り、民謡などの出し物を見ながら、
蔵王宴という、九寨溝名物料理だそうだが、
四川料理との違いは分からなかった。
九寨溝シェラトン到着、オプションのマッサージに
希望者で分乗してタクシーで行く。
足裏マッサージがお勧めだそうで、薬草の臭いが
きつい足湯に入って、足のマッサージの後、
椅子を倒して、全身もやってもらった。
満足だったので、勧められるままに、薬草を購入。
ガイドさんお勧めの通り、とても上手だった。
同行の何人もが口々に褒めていた。
ホテルは快適だった。
10/22
ホテルの朝食のバイキングもいい出来だった。
ホテルを出て、バスで黄龍(ホワンロン)に向かう。
樹氷が美しい山の景色だった。
紅葉の霧がつくと、モーヴになって綺麗だった。
途中で、標高3800mの路肩に降りる。
雪宝頂(5588m)をバックに写真を撮ろうとしたら、
雲が出て来て山頂を隠した。
山の天気は変り易い。
大変空気が薄い。
連れの竹@さんと相談して、
籠に乗って最後まで見ようと言う事に。
前を担ぐ青年が2〜3曲中国の歌を歌う。
高山を担ぐだけで疲れるだろうに、元気者だった。
争艶彩池(標高3400m)でしばし散歩。
秋芳洞の千畳敷が戸外にある絶景の地がある。と、
聞いていたが、とうとう来た!感無量!
色彩が違う。山の緑に抱かれた黄色の棚田。
水底は石灰の白に水色の水。
その上の五彩池まで、また籠に乗る。
頂上に着いたら、青年が手を取って、
階段ではしっかり手を握り支えてくれた。
途中でつまずいた私への気配りか?
自分もずっこける真似をしてみせる。
黄龍古寺裏にも、美しい棚田が広がっていた。
突然、青年がSMiLE.dkの Butterflyを
中国語で歌いだした。
中国でも流行ったらしい。
私は英語で。一緒に口ずさんだ。
歌ったり、大声をだしてりしてはいけないのに!
展望台(3650m)までの階段はきつかったが、
寺院をバックに広がる棚田は黄色と水色の
コントラストがより明るく、最高だった。
黄龍の入口に着いたら、ガイドさんから
「顔色が悪いですよ。センターの二階で休んでください。」
と、言われた。
九寨溝空港まで、見覚えのある風景を戻る。
飛行機に乗って、ジェットエンジンの始動の音と共に、
息が楽になり、頭がすっきりした。
10/23
成都到着。
CHENGDU PRIME HOTEL 紫微飯店 は、
バスタブとシャワールームが別でベッドの所から、
すべて、丸見え。
使い勝手は良かったが、排水がいまいちだった。
夜はオプションのマッサージだったが、
昨日に比べると、雲泥の差。
朝はここも、四川料理と洋食の混合バイキング。
シェラトンに比べると、洋食が落ちる。
武候祠(ぶこうし)を見学。
中国の略字に、軽い苛立ちを感じていたが、
ここの書には満足。
多久聖廟の立派な版。
ハイウエイで楽山(ローシャン)に向かう。
楽山大仏は世界屈指の大きさの摩崖大仏。
凌雲山の西の断崖に彫られた大座仏は高さ71m。
頭の高さ約15m、幅が10m、耳の長さ7m、目の長さ3.3m。
船で海から眺め、バスで頭の横に下りて記念撮影。
同じ敷地の郭沫若(かくまつじゃく Guo Moruo )記念館に行く。
ここを訪問するから、今回の旅行は@@日中友好交流団らしい。
琴台路のレストランで夕食。
このツアー最高のレストランだと、
表の琴台路のライトアップされた楼閣を見て思う。
そんな、建物がずらりと並んで独特の夜景。
その後、オプションで武候祠の野外劇場で川劇・変面を見学。
中央最前から二列目で前にテーブルがあるから、
実質最前だった。
下の舞台まで、変面の役者が降りてきて、演じてくれたが、
仕掛けがいまいち分からない。たいしたものだ。
翌朝、順調にチャーター機で帰国。
機内で、新潟の地震を知る。
九寨溝、黄龍は去年の9月に九寨溝空港が出来て、
格段に行きやすくなって、近年ブームになっている所。
佐賀から成都までチャーター便が出た。
パーティションで仕切っただけのイミグレーション。
台風23号の接近で、11:50の出発が15:00、19:00、と、
変更になり、最終的には21:30にずれ込み、
九寨溝シェラトン泊の予定が、成都のとんでもない宿になった。
三階まで、スーツケースを持参し、水は金属臭で、
顔を洗うのが憚られた。
ベッドは湿って、かび臭く、窓は鍵がかからない!
10/21
成都空港から、国内線で九寨溝(チウチャイゴウ)空港に到着。
ああぁぁ、自然を破壊して作ったなー。って感じ。
空港と関連施設が、手付かずの大自然の中、
無理やり開発されて高山地帯に鎮座。
取り残した?山に五色の旗が無数に刺さっていた。
ガイドに聞くと、チベットの人が仏様に
お経を上げる意味あいの旗だそう。
隣の組のガイドが、ペ・ヨンジュンの若かりしころ
(のお菓子の宣伝でバカっぽい踊りをしている顔)
にそっくりで、それを伝えると、
私達のガイドにオオウケしてしまった。
バカっぽい踊りをしている点には言及していないが、
韓国人の俳優と言った時点で、すでに受けていた。
スケールの大きな段々畑や五色の旗や、経文を書いた幟を
はためかせている幾つかのチベット族の村を通り、
水の流れに潅木が美しい高原に見とれ、
九寨溝の観光で俄かにチベットの金持ち風ニュータウンをぬけ、
ホテル街を通り九寨溝(チウチャイゴウ)到着。
四川料理の後、御土産屋をひとまわり。
諾日朗瀑布を右手に見ながら、長海 (高度3120m)に到着。
スイス(カナダ)のようだ。と、同行の竹@さん。
フィヨルドの様な切り立った斜面が左右から迫り、
その間にある静かな湖。
五彩池
バス道路より50m程、階段を下ると、コバルトブルーの
鮮やかな湖面が見えてくる。
水が澄んで、不思議な雰囲気。観光客で、ごった返していた。
諾日朗瀑布 Nuorilang Fall.
巾が320mの奇麗な滝。
時代劇のロケが我が物顔に滝を占領していた。
五花海(孔雀海)
常緑の緑と赤や黄色の紅葉に水の紺碧が
さまざまな極彩色を作り出す。
岩魚か山女の様な魚が橋の下に群れていた。
湖の中の流木が腐らないのは、石灰が付着しているからか。
珍珠灘瀑布
滝の上からの散策。広い浅瀬の水辺にかかる橋を歩き続ける。
浅瀬に茂る潅木が水の中でも腐らずに水に映える独特の景色。
岩肌を跳ねる水は真珠のように奇麗だった。Pearl shoal waterfall
鏡海
付近の山を映す景色がきれいだった。
上下の線対称の極彩色の風景。
パンダ海
ここまで来ると、人通りが少なく、
HEROの撮影はここであったと、ガイドさん。
ヌラチオン瀑布を占領していた監督は
横着な馬鹿者らしい。
チベットの踊り、民謡などの出し物を見ながら、
蔵王宴という、九寨溝名物料理だそうだが、
四川料理との違いは分からなかった。
九寨溝シェラトン到着、オプションのマッサージに
希望者で分乗してタクシーで行く。
足裏マッサージがお勧めだそうで、薬草の臭いが
きつい足湯に入って、足のマッサージの後、
椅子を倒して、全身もやってもらった。
満足だったので、勧められるままに、薬草を購入。
ガイドさんお勧めの通り、とても上手だった。
同行の何人もが口々に褒めていた。
ホテルは快適だった。
10/22
ホテルの朝食のバイキングもいい出来だった。
ホテルを出て、バスで黄龍(ホワンロン)に向かう。
樹氷が美しい山の景色だった。
紅葉の霧がつくと、モーヴになって綺麗だった。
途中で、標高3800mの路肩に降りる。
雪宝頂(5588m)をバックに写真を撮ろうとしたら、
雲が出て来て山頂を隠した。
山の天気は変り易い。
大変空気が薄い。
連れの竹@さんと相談して、
籠に乗って最後まで見ようと言う事に。
前を担ぐ青年が2〜3曲中国の歌を歌う。
高山を担ぐだけで疲れるだろうに、元気者だった。
争艶彩池(標高3400m)でしばし散歩。
秋芳洞の千畳敷が戸外にある絶景の地がある。と、
聞いていたが、とうとう来た!感無量!
色彩が違う。山の緑に抱かれた黄色の棚田。
水底は石灰の白に水色の水。
その上の五彩池まで、また籠に乗る。
頂上に着いたら、青年が手を取って、
階段ではしっかり手を握り支えてくれた。
途中でつまずいた私への気配りか?
自分もずっこける真似をしてみせる。
黄龍古寺裏にも、美しい棚田が広がっていた。
突然、青年がSMiLE.dkの Butterflyを
中国語で歌いだした。
中国でも流行ったらしい。
私は英語で。一緒に口ずさんだ。
歌ったり、大声をだしてりしてはいけないのに!
展望台(3650m)までの階段はきつかったが、
寺院をバックに広がる棚田は黄色と水色の
コントラストがより明るく、最高だった。
黄龍の入口に着いたら、ガイドさんから
「顔色が悪いですよ。センターの二階で休んでください。」
と、言われた。
九寨溝空港まで、見覚えのある風景を戻る。
飛行機に乗って、ジェットエンジンの始動の音と共に、
息が楽になり、頭がすっきりした。
10/23
成都到着。
CHENGDU PRIME HOTEL 紫微飯店 は、
バスタブとシャワールームが別でベッドの所から、
すべて、丸見え。
使い勝手は良かったが、排水がいまいちだった。
夜はオプションのマッサージだったが、
昨日に比べると、雲泥の差。
朝はここも、四川料理と洋食の混合バイキング。
シェラトンに比べると、洋食が落ちる。
武候祠(ぶこうし)を見学。
中国の略字に、軽い苛立ちを感じていたが、
ここの書には満足。
多久聖廟の立派な版。
ハイウエイで楽山(ローシャン)に向かう。
楽山大仏は世界屈指の大きさの摩崖大仏。
凌雲山の西の断崖に彫られた大座仏は高さ71m。
頭の高さ約15m、幅が10m、耳の長さ7m、目の長さ3.3m。
船で海から眺め、バスで頭の横に下りて記念撮影。
同じ敷地の郭沫若(かくまつじゃく Guo Moruo )記念館に行く。
ここを訪問するから、今回の旅行は@@日中友好交流団らしい。
琴台路のレストランで夕食。
このツアー最高のレストランだと、
表の琴台路のライトアップされた楼閣を見て思う。
そんな、建物がずらりと並んで独特の夜景。
その後、オプションで武候祠の野外劇場で川劇・変面を見学。
中央最前から二列目で前にテーブルがあるから、
実質最前だった。
下の舞台まで、変面の役者が降りてきて、演じてくれたが、
仕掛けがいまいち分からない。たいしたものだ。
翌朝、順調にチャーター機で帰国。
機内で、新潟の地震を知る。
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